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叢生とは


前回、不正咬合はその原因によっていくつかのグループに分かれる事と、不正咬合の種類によって名前が付けられていることをお話しました。今回は不正咬合の代表選手「叢生」をお話します。

c0193833_11182992.jpg叢生とは、歯が一列に並ぶことが出来ず、歯列の内側や外側に飛び出して生えている状態を指します。
いわゆる「歯のがたがた」「歯並びのでこぼこ」と言われるのは、この叢生のことを指しています。

叢生は、あごの骨の大きさに対して歯が大きすぎる場合や、反対に歯の大きさに対してあごの骨が小さすぎる場合に起こります。叢生はイス取りゲームに例えられ、イスの数が足りずに押し合いになっている様子と似ています。

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八重歯(やえ歯)も叢生の仲間です。八重歯とは犬歯(糸切り歯・真ん中から数えて3番目の歯)が外側に飛び出して牙のように見えることを言います。犬歯は前歯の中では一番最後に生えますので、行く所が無くなってしまいがちなのです。

日本人などの農耕民族は歯が大きいという特徴があります。食物繊維の豊富なものを主食とすると歯がすり減りやすいため、これに適応していたのではないかという仮説もあります。また現代人は大昔の人と比べてややあごが小さくなっている傾向があります。そのため叢生は日本人では非常に多く見られる不正咬合となっています。

叢生の問題点は、歯が込み入っているために歯磨きをすることが難しく、虫歯や歯周病が出来やすくなることが挙げられます。また、叢生の歯は生られる場所が足りなくなった結果、あごの骨から少しはみ出てしまうことがあるため、歯を支える骨や歯肉がやせてしまう原因にもなります。

リンク:山脇矯正歯科 治療の必要な歯並びと矯正治療例

by yamawaki2527 | 2009-01-23 11:36 | 歯ならびの話