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夏の口内炎


京都は連日の猛暑です。毎朝クマゼミが嬉しそうに鳴いています。
地球温暖化が進んでいるのか、南で多いはずのクマゼミが増えている気がします。

さて、今回のテーマは「夏の口内炎」です。

矯正治療中に出来ると気になる口内炎。原因として色々な事が考えられており、実際に多くの要因が関係しているようですが、口内炎が出来るしくみはまだ完全には解明されていません。

そんな口内炎の原因の1つとして考えられているのが、ビタミンB群やビタミンCの欠乏です。
夏は食欲が減退し、めん類などの糖質中心の食事になりがちです。糖質を代謝するときにビタミンBが消費されるため、夏はビタミンBが不足しやすい時期となっています。また、日焼けの予防・日焼けからの回復にビタミンCが関与するため、ビタミンCも不足しやすくなっています。

ビタミンを十分に摂っていたら口内炎にならない・・という訳ではないのですが、最近よく口内炎が出来るという方は食生活を見直すのも良いかも知れないですよ。

口内炎の一部は矯正器具が粘膜にすれることで生じたり、悪化することがあります。矯正治療を始めて間もないころは、寝ている間に無意識で頬や唇を動かすことで傷ができて口内炎に進むことがありますので、器具が気になるときは予めお渡ししている保護材を器具につけてから寝るようにしましょう。
なかなか口内炎が治らないときや痛みが強いときは、器具の調整や薬の処方を行いますので、あまり無理をせずにご連絡をいただくようお願いしてます。

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by yamawaki2527 | 2010-07-23 02:33 | その他  

歯磨きとインフルエンザ予防


昨年より猛威をふるっていた新型インフルエンザですが、昨年末ぐらいからようやく終息の兆しが見えてきたようです。
1月最終週の京都府内での定点あたり新型インフルエンザ受診者数は約4人でした。ピークのころは30人以上だったため、勢いはおさまってきた印象を受けますが、まだまだ油断は禁物です。

ところで、みなさんはきちんと歯磨きをするとインフルエンザに感染しにくくなるという話をご存知でしょうか?
テレビ番組や新聞でも取り上げられたため、耳にされた方もいらっしゃるかと思います。

インフルエンザウイルスは、手についたウイルスが食べ物と一緒に入ってきたり、空中に漂っているウイルスを直接吸い込むなどして、喉の粘膜の細胞に付着することで感染すると言われています。
インフルエンザウイルスは、実はそのままの形ではうまく細胞に感染することができません。感染するためには、ウイルス表面にあるHAという名前の手が開いて、喉の細胞に捕まることが出来る形にならないといけないのです。
このHAという手は、人間の細胞や口の中の細菌が作り出すTLPという物質によって開きます。

2006年に発表された論文では、きちんとした歯磨きを行うことで口の中の細菌が減り、TLPという物質が大幅に減るために、インフルエンザにかかりにくくなるということが示されています。(ちなみに通常の風邪については、インフルエンザほどはっきりとした違いは無かったそうです。)

また2月8日の京都新聞の記事によると、東京のとある2か所の小学校で洗面台を増やして、給食後の歯磨きをきちんとさせたところ、都内の他の小学校と比べてインフルエンザによる学級閉鎖率がとても低かったそうです。

みなさんも手洗い・うがい・歯磨きを忘れないようにして、インフルエンザを撃退しましょう。

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by yamawaki2527 | 2010-02-10 00:51 | ちょっとアカデミックな話