五山送り火


京都四大行事の一つ、五山送り火。
お盆に帰ってきたご先祖様の霊をお見送りする習わしと言われています。

五山送り火は大変有名なようで、16日にはグーグルのトップページも五山送り火をモチーフにしたものになっていました。


さて今年の送り火ですが、深刻なナラ枯れのために、例年よりも薪の量を減らして行われたそうです。
今年にかんしては、例年と比較して特に変わったという印象は受けませんでしたが、ナラ枯れの対策は難しいようで今後が心配です。


東山(清水寺)近辺から写した送り火の写真です。
東山の大文字が最初に点火されますが、位置的に見えないため2番目に点火される妙法からご覧ください。
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次に舟形、左大文字と続きます。
この舟形は、ご先祖様の霊があの世まで乗って帰るための舟だよ、という話を聞いたことがあるのですが、どうも後世につくられた俗説みたいです。子供心には銀河鉄道みたいで素敵な話だと思ったものですが。。。
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そして鳥居形。もうすぐ五山送り火が終わり、京都のお盆が終わります。また来年ですね。
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これはわが家の、送り火のなごりです。
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俵屋吉富さんの送り火まんじゅうです。レーズン黒あんやマーマレードまで入っており、なかなか斬新で美味しいですよ。

# by yamawaki2527 | 2010-08-18 11:36 | 京都の話題  

夏の口内炎


京都は連日の猛暑です。毎朝クマゼミが嬉しそうに鳴いています。
地球温暖化が進んでいるのか、南で多いはずのクマゼミが増えている気がします。

さて、今回のテーマは「夏の口内炎」です。

矯正治療中に出来ると気になる口内炎。原因として色々な事が考えられており、実際に多くの要因が関係しているようですが、口内炎が出来るしくみはまだ完全には解明されていません。

そんな口内炎の原因の1つとして考えられているのが、ビタミンB群やビタミンCの欠乏です。
夏は食欲が減退し、めん類などの糖質中心の食事になりがちです。糖質を代謝するときにビタミンBが消費されるため、夏はビタミンBが不足しやすい時期となっています。また、日焼けの予防・日焼けからの回復にビタミンCが関与するため、ビタミンCも不足しやすくなっています。

ビタミンを十分に摂っていたら口内炎にならない・・という訳ではないのですが、最近よく口内炎が出来るという方は食生活を見直すのも良いかも知れないですよ。

口内炎の一部は矯正器具が粘膜にすれることで生じたり、悪化することがあります。矯正治療を始めて間もないころは、寝ている間に無意識で頬や唇を動かすことで傷ができて口内炎に進むことがありますので、器具が気になるときは予めお渡ししている保護材を器具につけてから寝るようにしましょう。
なかなか口内炎が治らないときや痛みが強いときは、器具の調整や薬の処方を行いますので、あまり無理をせずにご連絡をいただくようお願いしてます。

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# by yamawaki2527 | 2010-07-23 02:33 | その他  

曳初め・祇園祭のリハーサル


c0193833_1963160.jpg今年もいよいよ祇園祭が近づいてきました。

四条東洞院を少し西に入ったあたりには、長刀鉾(なぎなたぼこ)が建てられます。

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写真は、10日土曜日に診療所のベランダから撮影した風景。

四条通の北側に鉾が建てられはじめました。


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次の写真は12日月曜日の写真。もう長刀鉾が完成しています。

週末は強い雨が降っていましたが、鉾建ては無事終了したみたいです。


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この日は鉾の曳初めが行われました。

曳初めとは、鉾を曳くリハーサルのようなもので、長刀鉾、函谷鉾、月鉾、菊水鉾、鶏鉾の5つで行われます。

山鉾巡行とは違い一般市民も参加できるとあって、たくさんの人が集まっていました。


今年の山鉾巡行は17日土曜日です。
14日水曜日~16日金曜日は祇園祭の宵山。界隈には夕方からたくさんの夜店が開きます。四条通は歩行者天国となり、バスの運行も休止されます。
このような理由で今年も14~16日の宵山は午後6時までの診療となります。あらかじめご了承ください!

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# by yamawaki2527 | 2010-07-13 19:31 | 京都の話題  

6月の歯の学会


c0193833_12374015.jpgさる6月13日、大阪千里ライフサイエンスセンターで第52回近畿東海矯正歯科学会学術大会が開催されました。

学術大会とは研究発表や臨床報告を行う場で、学会にもよりますが通常1年に1回開催されます。
発表とは、自分が研究してきた内容について、同じ分野を研究している人や、違う立場の人からの意見を集めて、今後の研究や論文作成の参考にするものです。

山脇矯正歯科は、今年も当学会での発表を行いました。今回は大阪府のたかぎ歯科・矯正歯科 院長 高木秀人先生と、大阪歯科大学歯科矯正学講座 助教 蓮舎寛樹先生との共同発表です。
発表では、かみ合わせの深さをもとに前歯の歯根への負担量を推定するIIDDという計測項目について述べています。
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この計測項目と手法は当院副院長が発案・提唱しているものです。
これは矯正治療法そのものを進化させるための研究ではなく、矯正治療のときに一定確率で起こる「歯根吸収」という嬉しくない偶発症が、どの程度起こりやすそうかということを予測するためのものです。

すべての患者さんが、治療途中に何一つトラブルを経験することなく治療を完了できることが理想ですが、(矯正治療に限ったことではありませんが、)残念ながらこれは原理的に不可能なことです。
しかし問題点を予め察知することができると、対処するための機会が得られたり、場合によっては回避することも可能となります。

当院では、1人でも多くの患者さんが歯や歯周組織のトラブルに直面することなく治療を受けていただけるよう、これからもさまざまな努力を続けて行きたいと思っています。

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# by yamawaki2527 | 2010-07-05 12:52 | ちょっとアカデミックな話  

歯科検診と「かみあわせ」のチェック


5~6月は、京都では学校歯科検診の行われることが多い時期です。歯科検診で「虫歯があります」という報告書を貰われたことのある方は多いと思います。

検診は「スクリーニング」と呼ばれますが、これは多少でも疑わしければ「病院に行ってください」とお手紙を渡すことで、治療が必要な人を漏れなくピックアップすることが目的です。
ですから、病院で診てもらって下さいとのお手紙をもらっても、実際病院に行ってみると「とくに治療の必要はありません」と言われることもあります。

虫歯の確認については、このスクリーニングが有効に働いていると思いますが、歯科検診のチェック項目のひとつ「かみあわせの異常」については、現状は十分なスクリーニングがなされていないと感じます。
虫歯については、歯科医であれば誰でも判別がつくのですが、矯正治療については、矯正を専門に行っている歯科医師でないと、どのぐらいの問題があれば治療すべきなのか、適切に判断することは難しいです。そのため、実際には治療を行ったほうが良い人や、治療を受けることのメリットが大きい人でも、結構な割合の方が見過ごされているように感じます。

虫歯は近年では減少傾向となっていますが、叢生(歯並びのがたがた)などの咬合異常は増加傾向が見られるという報告があります。

歯ならびで気になることがあれば、一度お近くの専門医で問題がないか診てもらうことをお勧めします。

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# by yamawaki2527 | 2010-06-11 11:12 | 矯正治療の話