祇園祭の山鉾とじゅうたん


今年も祇園祭りの季節がやってきました。
診療所前の四条通には長刀鉾が建てられています。

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例年ですと祇園祭の期間中は、宵山や山鉾巡行の際に雨に降られることが多いのですが、今年はめずらしく天候に恵まれています。

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昼間の四条烏丸です。夜になると浴衣の人でさらに一杯になります。
上の写真は函谷鉾です。鉾を彩る絨毯がとても面白いですね。
山鉾は昔からペルシャ絨毯やモンゴル、中国の絨毯で飾り付けられているそうです。(現在はたしか近年作られたレプリカを使用して、当時の色鮮やかさを再現していると記憶しています。)祇園祭りは、美術館の野外ライブと言えるのかも知れませんね。
色々な国の美術品が混ざっているのに不思議な統一感を感じさせるのは、いかにも京都らしいと思います。

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四条烏丸から西へ進むと、新町通り近辺で月鉾を見ることが出来ます。

みなさんも晴れの祇園祭を楽しんでください!
くれぐれも熱射病と迷子にはお気をつけて。

# by yamawaki2527 | 2011-07-15 12:42 | 京都の話題  

歯の生え換わる年齢の話 「早い?遅い?」


みなさんからよくいただくご質問に、次のようなものがあります。
「周りの子供と比べると、乳歯が生えてきた時期はあまり変わらなかったのに、永久歯へ生え換わるのがどうも遅いように感じます。」
さて、歯の生え換わりのトラブルというものは、そんな頻繁に起こるものなのでしょうか?

このテーマを進める前に、まず乳歯と永久歯はそれぞれ何歳ぐらいに生えるのが普通なのかを考えてみましょう。

乳歯は通常、生後約8か月ぐらいから下顎乳中切歯(一番前方の歯)の萌出が開始して、2歳半ごろにすべての乳歯(上下歯列あわせて20本)が揃います。
出てくる順番が多少入れ替わることはありますが、乳歯が萌出する時期自体にはあまりばらつきがなく、せいぜい±6か月ぐらいの範囲に収まります。
ですので乳歯列期は歯の萌出のことで心配されるケースは少ないと思われます。

つぎは永久歯について考えてみましょう。一番最初に生えてくる永久歯は「第一大臼歯」と呼ばれる大きな歯です。第一大臼歯は乳歯から生え換わる歯ではなく、第二乳臼歯(一番後方の乳歯)のさらに後ろ側に生えてきます。6歳ごろに生え始めるため、「6歳臼歯」という別名で呼ばれることがあります。
ほとんど同じタイミングで、下顎歯列の前歯部が乳歯から永久歯へと生え換わり始めます。だいたい6~8歳の時期にかけて、上下それぞれ4本ずつ、あわせて8本の前歯が永久歯へと交換します。

ここから少し時間をおいて、10~11歳ごろに再び歯の交換ラッシュがやってきます。乳犬歯(前から数えて3番目の歯)から第二乳臼歯(前から5番目の歯)にかけての歯が、次々と永久歯へ生え換わります。

最後に、12歳前後に第二大臼歯という歯が第一大臼歯の後ろに萌出して、永久歯の萌出が終了します。この歯は12歳ごろに生えるため「12歳臼歯」という別名を持ちます。

実は、この永久歯の萌出時期は個人差がとても大きいことが知られています。10歳ごろにすべての永久歯が揃うようなケースがある一方で、16歳になってもまだ乳歯が残っていることもあります。
ですので、歯の生え換わりが多少早く、あるいは遅く感じられるような場合でも、標準的な誤差の範囲内に収まる場合がほとんどです。

今回の主題に戻りますと、乳歯の萌出する時期はみんな差がないのに、永久歯への生え換わりになると急に個人差が出てきてしまうために、不安に感じやすい・・・といったストーリーが読み取れそうです。

一般的には、歯の生え換わり全体がゆっくりであるような場合は、ほとんど心配する必要はありません。ただし、他の部位と比べてどこか1か所の交換が非常に遅れているというような場合には、永久歯の先天欠如や埋伏などの問題がかくされている可能性があります。

過度の心配は不要ですが、気になる場合は矯正歯科の医院でご相談下さい。


# by yamawaki2527 | 2011-05-27 23:45 | 歯ならびの話  

くるりと吉田省念さん

今回は、元気を分けてくれる音楽CDを2つ紹介します。

c0193833_0384041.jpg最初は、以前にもこのブログでご紹介(一回目の記事二回目の記事)した京都出身のロックバンド「くるり」のアルバム「言葉にならない、笑顔を見せてくれよ」です。

2010年に発表されたこのアルバム、収録された曲のタイトルを眺めますと「温泉」「目玉のおやじ」「東京レレレのレ」「麦茶」など、日本的・・と言いますか、昭和を感じさせる文字が並んでいます。曲名の印象そのままの素朴なメロディと歌詞に癒されること必至です。

中でも特にお勧めしたいのが、アルバムの代表曲とも言える「魔法のじゅうたん」です。
12弦ギターのアルペジオにのって、魔法の言葉があなたを「生まれた街」や「まだ見ぬ世界」へと連れて行ってくれる、多幸感溢れた素敵な歌です。
佐野元春さんはNHKのある番組の中で、くるりの岸田さんをはじめとしたシンガーソングライターを「現代の詩人」と表現し、またリリー・フランキーさんは金子みすゞさんの詩を「心正しきパンクロックのよう」であると例えました。本作はまさにこの言葉どおりのものだと思います。


c0193833_0392010.jpg2つ目は、やはり京都出身のミュージシャン(マルチクリエイター?)、吉田省念さんのアルバム、「RELAX」(吉田省念と三日月スープ)です。

2009年に発表されたこのアルバム、帯の部分にはチチ松村さん(ゴンチチ)によるコピー「若き音のマッサージ師達 もんでもまれて33分 身体も心もグニャグニャです!」が与えられています。

内容はまさにコピーどおり、フォークギターやウッドベース、トランペット等によるアコースティックサウンドと飾らない歌声でつくられた、ちょっとレトロなポップソング集です。
高い演奏技術も、すべてはリスナーがリラックス出来るために向けられた(ように感じられる)、非常に完成度の高いアルバムです。

このアルバム、面白いことに子供達(主に幼児)から大人気を博しており、我が家のチビッコからも毎日リクエストされます。
NHKさん・・・「みんなのうた」への採用を検討されてはいかがでしょうか。泳げ!たいやき君を超える名作だと思いますヨ!

RELAXは恵文社さんのサイトから購入可能です。ちなみに、吉田省念さんのソロアルバム「songs」も恵文社さんのこちらのページから購入出来ます。


みなさんも是非、この2枚のアルバムをお聴き下さい。

これからもくるりと吉田省念さんが、京都から日本全国へ、素晴らしい音楽を発信されることを願っています。

# by yamawaki2527 | 2011-04-01 00:21 | 京都の話題  

金子みすゞ展 @大丸ミュージアムKYOTO


金子みすゞは大正時代の童謡詩人です。代表作の「私と小鳥と鈴と」は国語の教科書にも収録されているため、ご存知の方も多いと思います。

ところで私が小学生のころは、金子みすゞの作品は教科書にはまだ載っていませんでした。

金子みすゞは26歳でこの世を去ったため、いったんは忘れられた存在となっていたそうです。それから約半世紀後、親族が保管していた遺稿が世に出たことによって、金子みすゞの作品が広く知られるようになったそうです。
この時見つかった遺稿のうちの約8割は、今まで全く知られていなかったものということですから、金子みすゞはまるで遠い過去から突如として現代に現れた詩人のようです。

そんな金子みすゞの生涯や代表作が、京都大丸6Fの「大丸ミュージアムKYOTO」で紹介されています。(2011年3月28日まで)

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金子みすゞの作品を読んで驚くのは、作品が時代の違いを微塵も感じさせないような瑞々しさに溢れていることです。

作品では、世界の美しさ、優しさとともにその過酷さ、厳しさが描かれています。
そして言葉に込められているものは、ミクロからマクロまで宇宙を貫くルールへの畏怖や、この世界を訪れてやがて去ってゆく私たちへのあわれみや祈りであるように思われます。

奇しくもテレビではacのフィルムを通じて金子みすゞの作品(「こだまでしょうか」)が繰り返し放送されています。
もしかするとこれは、大変な時代を迎えている私たちに対する時を超えた励ましの言葉なのかも知れません。

# by yamawaki2527 | 2011-03-21 00:42 | 京都の話題  

被災された方々へのお見舞い


 2011年3月11日に東日本で発生した震災では甚大な被害があり、現在も深刻な状況が次々と明らかになっています。被災された方々には心からお見舞いを申し上げます。

 今後は長期的なエネルギー不足・各種資源不足が予想されています。当院でも一部照明の節電等を行っております。
 患者様に提供させていただく医療サービスに関しましては、影響を最小限に留められるよう努力してまいります。

 被災された皆様の一日も早い復興をお祈りしています。

# by yamawaki2527 | 2011-03-12 00:11 | 診療所からのお知らせ