空隙歯列とは

前回は、歯があごの骨に対して大きすぎて正しくならぶことができない状態「叢生」をお話しました。今回はその反対の状態とも言うべき不正咬合「空隙歯列」をお話します。

c0193833_8135835.jpg空隙歯列とは、歯列に隙間が空いている状態を指します。
空隙歯列はあごの骨に対して歯が小さすぎる場合や、歯の本数が不足している場合に生じます。

空隙歯列となる原因はたくさんあります。
物を飲み込むときの舌の使い方に問題がある場合、舌に押されて前歯が前方に傾いてしまい空隙歯列となることがあります。
また小帯と呼ばれる歯茎と唇をつなぐ小さな筋の位置に問題があり歯列に空隙が生じる場合や、歯が骨の中に埋まっている(埋伏歯)ことで歯列に空隙ができる場合などもあり、空隙歯列の原因は実に多岐にわたります。

乳歯から永久歯に生え変わる時期には歯列に少し隙間ができることがありますが、多くの場合は歯の生え変わりに伴って自然になくなります。これは、永久歯の大きさは乳歯よりも大きいため生え変わりの準備をしていると考えられています。

空隙歯列の問題点としては、食べ物が詰まる場合は歯や歯周組織に悪影響を与えることや、空隙の場所によっては発音・発声に支障をきたすことが挙げられます。
また空隙は前歯部に生じやすいため、見た目に対するコンプレックスとなる場合があることが指摘されています。

c0193833_814397.jpg

by yamawaki2527 | 2009-01-27 08:29 | 歯ならびの話  

<< 歯グッズたち その2 ゴディバを飲もう >>