正しくない歯並び、不正咬合とは?


前回は正しい歯並びについてお話しました。今回は正しくない歯並び「不正咬合」についてお話します。

まずは理想的な歯並びをおさらいしましょう。条件を大変おおざっぱに整理しますと、このようになります。
1) 歯並びのがたがたや隙間が無い
2) 奥歯のかみ合わせが正しい
3) 上下の前歯の関係が正しい

これらの条件が満たせていない場合は正しいかみ合わせではないと考えることができます。問題の種類によって不正咬合にはそれぞれ名前がついています。

1) を満たさない不正咬合には「叢生」「空隙歯列」、2) を満たさないものには「上顎前突」「下顎前突」、3) を満たさないものには「開咬」「過蓋咬合」などがあります。
実際には1つだけではなく2つ以上の不正咬合が複合している場合も多く見られます。また、ここに挙げた以外の不正咬合も存在します。

(つづく)

リンク:山脇矯正歯科 治療の必要な歯並びと矯正治療例

by yamawaki2527 | 2009-01-19 11:42 | 歯ならびの話  

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