歯の数は何本?


みなさん、人間の歯(永久歯)は何本あるかご存知でしょうか?

正解は28本です(親知らずは除きます)。上下のあごに14本ずつあって、それぞれ左右に7本ずつ対称的に並びます。

では、子供の歯(乳歯)は何本でしょうか?

正解は20本です。大人より随分少ないですね。上下のあごに10本ずつあって、左右対称に5本ずつ並んでいます。

大人の歯のほうが8本多いのですが、これらの歯は乳歯から生えかわるのではなく、初めて生えるときからいきなり大人の歯として生えてきます。
この「いきなり生える大人の歯」は、まず6歳ごろに奥歯として生えてきます。前から6番目の歯で、第一大臼歯と呼びます。小さいころに生えるので、乳歯と勘違いされる方もいらっしゃいます。一番最初に生える永久歯でもあるので、大変虫歯になりやすい歯です。

その後、7歳~12歳くらいの間にゆっくりと乳歯が永久歯へと生えかわります。生えかわりが終了する12~14歳ごろ、つぎの「いきなり生える大人の歯」が生えてきます。前から7番目の歯で、第二大臼歯と呼びます。

このように、すべての歯が生えかわる訳ではありませんので、小さいころからきちんと歯磨きの習慣をつけておくことが大切です。

by yamawaki2527 | 2009-01-14 09:28 | 歯ならびの話  

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